ヤヌスの鏡 FODオリジナルドラマ

 


ヤヌスの鏡は、2019年8月16日から10月4日まで、桜井日奈子の主演でドラマ化され、FODで独占配信された。

 

その後、2019年10月22日から12月10日までフジテレビで地上波放送された。

 

原作 宮脇明子「ヤヌスの鏡」(集英社文庫<コミック版>刊)

ヤヌスの鏡 プロローグ 

普段は真面目で気弱な優等生の裕美が、突然、別人格者になる。

 

凶悪な不良少女のユミになることで夜の繁華街を我が物顔で闊歩し暴走族などを相手に大暴れする。

 

そんな裕美とユミの姿を通して、誰もが思う変身願望と多重人格の恐怖を描くサスペンス学園ドラマである。

 

34年の時を経て「ヤヌスの鏡」が再び映像化した。

 

ヤヌスの鏡 あらすじ 

高校2年の小沢裕美(桜井日奈子)は、厳格な祖母の小沢貴子(国生さゆり)と亡くなった裕美の母の兄夫婦と共に暮らしていた。

 

娘に対するトラウマから祖母の貴子の裕美に対する教育は度を越えていた。

 

裕美は、あらゆる自由を奪われて委縮した高校生生活を送っていたのだった。

 

そんな中、裕美は生徒会長である進東健一(白洲迅)に想いを寄せていたのだが、

 

ある時、進東健一の存在を知った祖母の貴子は激怒し、何年かぶりにお仕置きとしてヒロミを物置に閉じ込めてしまった。

 

裕美は物置の中の古い鏡台にあった香水の香りをきっかけに、過去への記憶がフラッシュバックした。

 

裕美は、めまいがして倒れこみ、目が覚めると、もうひとりの「ユミ」の人格が笑っていた。

 

心優しい裕美と、正反対の性格を持つユミ。

 

ユミは、ある目的のために夜の街へと繰り出していくのだが。

 

進東は、裕美の異変に誰よりも先に気付き心配していた。

 

ユミに一目惚れする堤達也(塩野瑛久)や

 

ユミの存在をうっとうしく思う東涼子(仁村紗和)、

 

裕美の時計の修理をする宝石店経営者の甲本一成(萩原聖人)など、

 

まわりの人間を巻き込みながら目的を遂行していくユミは犯罪も危険も顧みない。

 

多重人格(二重人格)であるユミを裕美は止められるのか?

 

裕美が向き合うべき人と向き合ったとき初めて本当の自分に会えるのか・・・。

 

ヤヌスの鏡 キャスト

 

小沢 裕美(おざわ ひろみ) 役   -   桜井日奈子
     高校に通う2年生

 

進東健一 役   -   白洲迅

 

 

小沢貴子  役  -   国生さゆり[

 

 

堤達也 役  -   塩野瑛久

 

 

東涼子  役   -   仁村紗和

 

 

阿部純  役   -   森マリア

 

 

甲本一成  役   -   萩原聖人

 

ヤヌスの鏡
第1話 おばあ様、ごめんなさい・・・!

 

高校生の小沢裕美は、親友の阿部純と生徒会参加した。そこで出会った生徒会長の進東健一に想いを寄せていた。

 

ある時、そのことがきっかけとなり祖母である貴子に激怒された。

 

 

裕美が恋をしたことが許せない貴子は裕美を物置に閉じ込めてしまう。

 

裕美は助けてくれる人はいない絶望の中で自分を責めていた。

 

 

そんな中、物置の中にあった香水の瓶が倒れ、懐かしい匂いから過去の記憶がフラッシュバックし同時に気を失ってしまった裕美であった。

 

気が付くと裕美はもう一つの人格「ユミ」と入れ替わっていたのだった。

 

 

ユミは、物置を抜け出し夜の繁華街に繰り出していた。

 

ある目的のためクラブを訪れたのだが、そこで東涼子のグループに絡まれてしまう。

 

ナイフで脅されてしまうが、微動だにしないユミがいた。

 

 

 

堤達也は、その様子を見ていいて、ユミに興味を持ってしまう。

 

ヒロミは翌朝、部屋で目を覚まし腕に切り傷があることに驚いていた。

 

そして、物置に閉じ込められてからの記憶がないことに動揺していたのだった。

 

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