「クズの本懐」キャストとあらすじ&FODオリジナル

月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中の、横槍メンゴ作の漫画「クズの本懐」を原作としたドラマ。

 

主人公、高校2年生の安楽岡花火(やすらおかはなび)と粟屋麦(あわやむぎ)が、
実は誰にも言えない秘密の契約を結んでおり、不条理な感情を慰め合い堕ちていく。

 

今回ドラマ化の他にも、アニメ版『クズの本懐』が、
2017年1月12日(木)よりフジテレビ木曜深夜放送のアニメ枠「ノイタミナ」にて放送されており、
同一原作の作品をドラマ、アニメと同時に提供する新しい試み。

 

原作  横槍メンゴ 「クズの本懐」  
 (掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)

 

「クズの本懐」 キャスト

 

安楽岡 花火(やすらおか はなび)  役  -   吉本実憂
    高校2年生で主人公
    表向きは粟屋麦と付き合っているが、本当は鳴海に恋心を抱いている。

 

 

粟屋 麦(あわや むぎ)  役   -   桜田通

 

    高校2年生。男主人公
    安楽岡花火の彼氏だが、本心では家庭教師をしていた茜に片思いしている。

 

 

鐘井 鳴海(かない なるみ)  役  -  水田航生
    花火のクラスを担任する教師

 

 

皆川 茜(みながわ あかね)  役   -   逢沢りな
    花火たちの高校に勤務する音楽教師であり麦の中学時代の家庭教師。

 

 

絵鳩 早苗(えばと さなえ)  役   -   池上紗理依
    花火の友人で 「えっちゃん」と呼んでいる

 

 

鴎端 のり子(かもめばた のりこ)  役  -  志保
カワイイ子で、麦の幼馴染み

 

 

寺内 タクヤ 役   -   猪野広樹

 

「クズの本懐」 エピソード

#1 報われない恋、切ない恋、片想い。それってそんなに美しいものですか?
く高校生の安楽岡花火(吉本実憂)と粟屋麦(桜田通)は、下校する生徒たちの注目を集めながら一緒に歩いていた。

 

美男美女のカップルとして有名だが、理想的に見える2人には、同じような「秘密」があった。

 

1学期の始業式に、「お兄ちゃん」と慕う幼馴染の鐘井鳴海(水田航生)と

 

家庭教師だった皆川茜(逢沢りな)が音楽の教師として着任してきたところから物語は始まる。

 

 

 

「クズの本懐」
#2 人を好きな気持ちって、切実で、ぐちゃぐちゃで

 

音楽の授業を終えた麦(桜田通)のクラスメートの数人が茜(逢沢りな)を取り囲んで楽譜についての質問をしていた。

 

麦は、茜を盗み見ながら、わざとゆっくりと移動の支度をしていた。

 

そんな麦を廊下から見つめていた絵鳩早苗(池上紗理依)は、麦と目が合うと視線をそらし逃げるように立ち去ってしまった。

 

一体、彼女の心には・・・。

 

 

「クズの本懐」 #3 意味深な笑み、かすかな匂い

 

花火(吉本実憂)は、絵鳩(池上紗理依)の想いを通して人の好意の重さを知ることを感じていた。

 

麦といると安心できる事に気が付くが、2人の関係にも変化が起きようとしていた。

 

ファミレスで食事をしていた2人のところに、偶然、現れた茜(逢沢りな)の横には男性がいた。

 

口に手を当て内緒にというポーズをとる茜の姿!

 

しかし、麦(桜田通)は、その男に見覚えがあったのだった。

 

 

 

 

「クズの本懐」#4 人の好意ほど気持ちのイイものなんてない

 

必要とされなければ意味がない。茜(逢沢りな)は昔から、必要とされる気持ちよさを本能的に理解していた。

 

中学生の頃から、対象となるものに興味が無くとも、その対象に向けられた「好意」に興味があったのだ。

 

人の好意を騙す人間の顔が見たくて・・・。

 

 

 

 

 

「クズの本懐」 #5 似てるの。ろくでもない所が・・・

 

花火(吉本実憂)は茜(逢沢りな)の正体に気付き、傷ついた絵鳩(池上紗理依)の優しさに溺れてしまう。

 

その頃、麦(桜田通)は、先輩である芽衣(吉田志織)と3年ぶりに再会し、茜の本性を知らされた。

 

傷ついた麦もまた、芽衣と一夜を共にしてしまう。

 

花火は、学校で久々に麦と会い一緒に屋上に向かう。「麦はもう必要ない」という感情を持ったままに。

 

 

 

 

「クズの本懐」#6 交差する歪んだ想い

 

鐘井(水田航生)は、茜(逢沢りな)に告白した返事を聞くために音楽室を訪れてた。

 

茜は、退屈していたので鐘井に飲みに行こうと誘う。

 

一方、激しくキスをする花火(吉本実憂)と麦(桜田通)。

 

茜の事が頭から離れない花火は歪んだ顔で積極的に麦に迫っていた。

 

茜に向けられた「好意のすべて」を搾取する為に。 

 

 

「クズの本懐」 #7 扉の向こう側

 

茜(逢沢りな)に向けられた「好意のすべて」を搾取する為に花火(吉本実憂)は、麦(桜田通)と付き合う事になる。

 

その事を絵鳩(池上紗理依)に告げ別れを切り出したが、迫ってくる絵鳩にある事を学ぶ。

 

花火は、以前ファミレスで茜と一緒にいたタクヤ(猪野広樹)に近づくことで「搾取」を始めた。

 

麦は、花火の変化に気付いた・・・。

 

 

 

 

「クズの本懐」#8 一途な思い、広がる青空

 

花火(吉本実憂)と麦(桜田通)の前に現れた麦の幼馴染である鴎端のり子(志保)は、昔から麦に一途であった。

 

ロンドンから帰国した鴎端のり子は、以前、麦と約束していたデートを申し込んできた。

 

麦はしぶしぶ受け入れた。

 

麦は、そんな鴎端のり子の一途な態度を冷めた目で見ていた。

 

しかし、鴎端のり子にはある秘密があったのだ。

 

一方、花火は茜(逢沢りな)の男であるタクヤ(猪野広樹)に流され始めている事に気付くことになる・・・。

 

 

 

 

「クズの本懐」#9 笑みと沈黙

 

花火(吉本実憂)と麦(桜田通)は、模試を控え一緒に勉強をしていて、お互いの存在の重要さに気付く。

 

2人は鐘井(水田航生)と茜(逢沢りな)に告白して想いを断ち切る事を決めた。

 

告白日、待ち合わせ時間を「時計台に8時」と決め、告白に向かう2人だった・・・。

 

一方、絵鳩(池上紗理依)に思いを寄せている「いとこ」の桐嶋篤也(根岸拓哉)も模試を受ける為に上京してきた。

 

 

 

 

「クズの本懐」 #10 いつになるかわからないけど・・・

 

花火(吉本実憂)は、鐘井(水田航生)に失恋した。

 

麦の態度にもやりきれない気持ちを抱えていた絵鳩(池上紗理依)と失恋旅行に出かけてしまう。

 

絵鳩は、花火への思いを秘めたまま2人でいられる事を喜んでいた。

 

しかし、花火はそんな絵鳩の心の奥にある、鍵のかかった扉を開けてしまうことになる。

 

同じ頃、麦(桜田通)と茜(逢沢りな)は一緒にいた。

 

麦の心もやりきれない気持ちを抱いて、ネオンの街をさまよい救いの手を求めていた・・・。

 

 

 

 

 

「クズの本懐」 #11 誰の記憶にも残らないで死にたい

 

茜(逢沢りな)と鐘井(水田航生)は楽しそうに水族館デートをしていた。

 

茜は鐘井が「あの日」以来、体を求めてこない事に困惑していた。

 

「自分が求めている」関係性も今までのどの男とも違う。

 

そんな中、偶然タクヤ(猪野広樹)と鉢合わせしたのを機に鐘井に茜の本性を教えたのだった。

 

受け入れる鐘井に対し「本当の事」と開き直る茜。

 

より一層理解できななくなった茜は鐘井とのデートにある条件を付けるのだった。

 

 

 

「クズの本懐」#12 交わした契約

 

卒業シーズンの中、教室からは卒業式の合唱の練習をしている声が聞こえてくる。

 

花火(吉本実憂)は、「卒業生を送る会」の係になっていた。麦も同じ係となっていたことを目にして気まずく感じていた。。

 

ふと思い出した麦と最初の「契約」を思い出した。

 

恋に敗れた今では、その契約はもう無効になった。

 

でも、2人はといつものように屋上へ行くのだった。

 

 

「クズの本懐」#12 【最終話:麦】もうひとつのエンディング

 

最終話は、麦の視点から描かれている。その時、麦の思いは、情熱はどうなる・・・。

 

 

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