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東京中央銀行の関連会社である「東京セントラル証券」に半沢直樹（堺雅人）が出向した。

 

ちょうどその頃、新興IT企業である「スパイラル」は検索エンジンサービスの開発や運用で実績を上げていた。
ある日、新人プログラマーである高坂圭（吉沢亮）は突然発生したシステムダウンのトラブルをプログラミング能力で乗り切ることで周囲を驚かせた。
このことからスパイラルの加納専務（井上芳雄）は高坂圭の実力を認めコンペのプロジェクトリーダーに任命された。

 

「スパイラル」の高坂圭は、「東京セントラル証券」のオリエンテーション会場でリニューアル担当者である城崎勝也（緒方直人）や浜村瞳（今田美桜）と知り合うことになる。

 

そんな中、高坂圭の古くからの友人である黒木亮介（北村匠海）が突然、「スパイラル」に現れた。
高坂の脳裏に黒木に対しての過去の苦い思い出が蘇える。

 

この重要なプロジェクトが成功することで売上と更なる知名度アップで不動の位置を築けるか、社運をかけた一大プロジェクトなのだ。
その陰で進行する陰謀がうごめいていた・・・・。

 

暫くすると東京セントラル証券での旧型システムへのブルートフォースアタックによる不正アクセスが発生した。
一方、スパイラルでは共有クラウド上にトロイの木馬が仕掛けられた。

 

立て続けに外部からのシステム攻撃を受けたある日のこと、浜村は身に覚えのないインサイダー取引を行ったとして謹慎処分を受けた。
やがて迎えたシステム移行日の当日、
半沢のパスワードを使い新システム稼働デモストレーションに使用したが、
何者かによりハッキングされ盗み出された結果、顧客口座から300億円もの大金が不正に送金される事件が発生した。

 

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